不営

いいのか

短歌まとめ 3 (2013年2月~4月) & しばらくやめます

2013年2月 ビルのかべ染めた光はないことに だいじょうぶ人ってみんなあかるい 座るとはざんしんすぎる ないているいすは外人これはあれです 建物に愛よんで たてこもらせた「われらの歌」を作っただけの 苦しんで末に平日 にがつまだはつかになってない 古…

連作五首 『よくある光』

学生の手の光吸うあしもとのすえられた椅子 行きより帰り 暖色のひ と 光たまる無駄だけをずっと生むとき ひそむ計算 ひさかたの光画だいじにつつこんで海外はなしとがつこうの旅行 シャとアとレでモダン現代的の本表紙はだいたい至近で光 たなびく画し知ら…

たんかのまとめ 2(2012年12月~2013年1月)

2012年12月 改札の前にいる大きい人に頼んでにもつを持ってもらう それはまだ夜とよべないものまでを 放り込む籠ただ穴だらけ 悪くはないらしいことの予告待つ明日ふるえる そしておとろえる ほしがふるあああすにはあの駅前のびるの愛称きまる電報 めずらし…

たんかのまとめ 1(2012ねん6月~11月)

2012年6月から11月までに詠んだ短歌をまとめました。 それ以前のものはたぶんまとめません ひどいので 2012年6月 暑すぎて溶けて死んだともだちの既に見えない死体を流す 2012年8月 あの世ではさけるチーズをさいてます 閻魔の娘があれ好きだから 東京に夜の…